土地建物を売ったときの税金の計算例③【家売るくま】BEA|京都山科
2021/04/10
ブログをご覧いただきありがとうございます。今回は所有期間10年超の土地や建物を売った場合の譲渡所得の税金について計算したいと思います。
<Case Study>
Bさんは、昭和41年に京都市下京区にある土地と住宅を1,000万円で購入し、居住していましたが、令和2年6月に11,500万円で売却しました。なお、Bさんには、その他の課税所得が600万円あり、売却した際の譲渡費用として400万円かかりました。また、住宅の減価の額は200万円でした。
この場合の居住用財産の売却にかかる譲渡所得の所得税額及び復興特別所得税額と住民税額はいくらか。
◆所得税額
・11,500万円-(1,000万円-200万円)-400万円=10,300万円
・10,300万円-3,000万円(特別控除)=7300万円
・6,000万円以下の部分:6,000万円×10%=600万円
・6,000万円超の部分 :(7,300万円-6,000万円)×15%=195万円
・600万円+195万円=795万円・・・所得税額
◆復興特別所得税額
・795万円×2.1%=166,950円
◆住民税額
・6,000万円×4%=240万円
・(7,300万円-6,000万円)×5%=65万円
・240万円+65万円=305万円・・・住民税額
▶▶▶不動産を売って譲渡益が出たときの税金が軽減される⁉その②
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