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マイホームを買い換えた際に、譲渡損失が出たときの制度とは?【家売るくま】BEA|京都山科

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マイホームを買い換えた際に、譲渡損失が出たときの制度がある⁉①【家売るくま】BEA|京都山科

マイホームを買い換えた際に、譲渡損失が出たときの制度がある⁉①【家売るくま】BEA|京都山科

2021/04/13

ブログをご覧いただきありがとうございます。今回はマイホームを買い換えた場合の譲渡損失が生じたときの制度についてまとめたいと思います。

 

個人が土地や建物を譲渡して損失が発生した場合には、通常その損失分を他の所得(給与所得・事業所得等)から控除したり、繰越して控除したりすることはできません。

 

しかし、マイホーム(旧居宅)を令和3年12月31日までに売却して、新たにマイホーム(新居宅)を購入した場合に、旧居宅の譲渡損失が生じたときは、一定の要件を満たすものに限り、その譲渡損失をその年の給与所得や事業所得など他の所得から控除(損益通算)することができます。さらに、損益通算を行っても控除しきれなかった譲渡損失は、譲渡の年の翌年以後3年内に繰り越して控除(繰越控除)することができます。

 

これを、マイホームを買い換えた場合の譲渡損失の損益通算及び繰越控除の特例といいます。

 

◆適用要件は?

 

(1) 自分が住んでいるマイホームを譲渡すること。

以前に住んでいたマイホームの場合には、住まなくなった日から3年を経過する日の属する年の12月31日までに譲渡すること。

 

※住んでいた家屋又は住まなくなった家屋を取り壊した場合は、次の3つの要件全てに当てはまることが必要です。

 

イ 取り壊された家屋及びその敷地は、家屋が取り壊された日の属する年の1月1日において所有期間が5年を超えるものであること。

ロ その敷地の譲渡契約が、家屋を取り壊した日から1年以内に締結され、かつ、住まなくなった日から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売ること。

ハ 家屋を取り壊してから譲渡契約を締結した日まで、その敷地を貸駐車場などその他の用に供していないこと。

 

(2) 譲渡の年の1月1日における所有期間が5年を超える資産(旧居宅)で日本国内にあるものの譲渡であること。

 

(3) 災害によって滅失した家屋で当該家屋を引き続き所有していたとしたら、譲渡の年の1月1日において所有期間が5年を超える家屋の敷地の場合は、その敷地を災害があった日から3年を経過する日の属する年の12月31日まで(住まなくなった家屋が災害により滅失した場合は、住まなくなった日から3年を経過する日の属する年の12月31日まで)に売ること。

 

(4) 譲渡の年の前年の1月1日から売却の年の翌年12月31日までの間に日本国内にある資産(新居宅)で家屋の床面積が50平方メートル以上であるものを取得すること。

 

(5) 買換資産(新居宅)を取得した年の翌年12月31日までの間に居住の用に供すること又は供する見込みであること。

 

(6) 買換資産(新居宅)を取得した年の12月31日において買換資産について償還期間10年以上の住宅ローンを有すること。

 

 

 

 

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