【相続対策】贈与税の配偶者控除の要件とは?【家売るくま】BEA|京都山科
2021/07/20
ブログをご覧いただきありがとうございます。今回は贈与税の配偶者控除の要件とポイントなどについてまとめたいと思います。
◆贈与税の配偶者控除▶▶▶▶▶▶贈与税の配偶者控除のメリットとは
贈与税の配偶者控除とは、婚姻期間が20年以上の配偶者から居住用不動産(または居住用不動産を取得するための金銭)の贈与があった際に、基礎控除額110万円とは別に2,000万円まで配偶者控除を受けることができるというものです。
◆主な要件
①婚姻期間が20年以上
②居住用不動産または居住用不動産を取得するための金銭の贈与
③贈与を受けた年の翌年3月15日までに居住を始め、その後も居住し続けること
④過去に同じ配偶者からの贈与でこの特例を適用していないこと
・・・同じ配偶者からは1度のみ
◆ポイント
・この特例により、贈与税額が0円になる場合でも、申告が必要
・贈与があった年に贈与者が死亡した場合でも、この特例の適用は可能
・この特例を受けた贈与財産については、相続税の生前贈与加算の対象外
・2,000万円のうち、控除しきれない額があっても、翌年に繰越はできない
◆注意点
・贈与をした翌年にその居住用不動産を売却してはいけません
・内縁関係の夫婦には適用はありません
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