【住宅ローン編】融資による注文建築をする際の注意点とは?
2021/09/01
ブログをご覧いただきありがとうございます。中古物件や建売の新築戸建(完成済)を住宅ローンを利用して購入する場合は、これまでの知識だけでも問題ないですが、土地を購入してから注文住宅を建築する(未完成)場合は、注意が必要です。
土地代金、建物の着手金・中間金など、建物完成前にお金は必要になりますが、金融機関は完成済の物件でないと融資しません。
その代わりに「つなぎ融資」や「分割融資」という方法で融資を受けることになります。
以下、それぞれの特徴になります。
◆つなぎ融資
これは土地の購入後から建物完成後の住宅ローン実行までの間に一時的に利用できる融資です。この間の毎月の返済は利息のみになり、住宅ローン実行時にそれまでの元金を一括で返済するというものです。
※注意点
・金利が高く、一般的には2~4%
・融資事務手数料がかかり、約10万円前後します
・抵当権設定はない
◆分割融資
これは住宅ローンを数回に分けて実行するというもので、一般的には土地購入時と建物完成時に分けて行うことが多いです。
※注意点
・抵当権設定が必要となり、建物が存在しない状態なので、軽減税率が対象外になる
・融資実行ごとに融資事務手数料がかかる
・土地購入時から住宅ローン返済が始まるので、建築中に賃貸物件に仮住まいする場合は、家賃と重複してしまいます
以上のように、注文建築で住宅ローンを利用する場合は、仮住まいでの家賃と重複することの無いよう金融機関への確認をすることが重要です。
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