【境界編】不動産調査で不動産会社が見るものとは?【家売るくま】BEA|京都山科
2021/05/21
ブログをご覧いただきありがとうございます。今回は不動産会社が不動産査定の際、現地で調べる境界に関することについて、簡単にまとめたいと思います。
不動産で一番揉めやすいのが、境界についてです。隣接地の方と所有権争いで裁判沙汰になるケースもありますので、細心の注意が必要な重要項目になります。
◆境界確認
まず我々不動産会社は、隣地、道路との境界標、杭などの確認をします。この際、境界標や杭、ブロック塀に塗られた朱線が土や汚れで探しにくかったりしますので、承諾を得て、土を掘り起こすなどして確認作業を行います。
境界標や杭が見当たらなく、境界が不明瞭な場合は、所有者が認識している境界を確認し、隣接地にも確認を行います。それでも不明なときは、費用負担が発生しますが、トラブルを未然に防ぐ意味でも土地家屋調査士による測量を行い、境界をはっきりさせた方が良いケースもあるでしょう。
◆越境物確認
次に隣地、道路との越境の有無について確認します。分かりやすいのは、ブロック塀、出窓、換気用ダクト、エアコン室外機などになりますが、屋根、庇、雨樋や電線などの越境が見落としがちで越境が有ることが多いです。
また、ブロック塀の上に設置してあるフェンスなどの建築物の所有者がどちらなのかの確認も行います。
中古で購入したり、相続を受けた人であれば、境界についての認識が曖昧なことが多く、後日大きなトラブルになる危険性もありますので、不動産会社は、実際に現地で確認するだけでなく、隣接地の住人へのヒアリングも行い、不動産査定を進めていきます。
次回は【内外編】になりますので、よろしくお願いいたします。
【家売るくま】BEA(ベア)では、オーナー様の様々な諸事情により、資産整理のため売却することになった土地・戸建・マンション等の不動産の査定を行っております。
ライフスタイルや家族構成、希望の値段、不動産と向き合うことになった人生のタイミングなど、お客様ごとにその環境は変わります。だからこそ【家売るくま】BEAは、まずお客様を知ることを大切にしています。
不動産売却をご希望のお客様に寄り添い、安心してお取引いただけるよう精一杯サポートいたしますので、是非一度お気軽にお問い合わせください。