【管理費・修繕積立金編】不動産調査で不動産会社が見るものとは?【家売るくま】BEA|京都山科
2021/05/27
ブログをご覧いただきありがとうございます。今回は不動産会社がマンション調査の際、管理組合で調べる管理費・修繕積立金に関することについて、簡単にまとめたいと思います。
マンションには毎月の維持費として、管理費と修繕積立金があり、不動産会社はマンションの管理会社が発行する重要事項調査報告書をもとに最新の情報を確認します。
◆管理費・修繕積立金
管理費:マンション共用部分の維持、管理のために必要となる費用
修繕積立金:定期的な大規模修繕工事のための費用
一般的には、管理人の人件費や清掃費用は管理費に含まれていますが、管理費が極端に安いと管理の質が悪かったりしますので、周辺地域の同規模、同程度のマンションと比較し、管理費に偏りが無いか、修繕積立金が低すぎないかを比較することが大事でしょう。
また、マンション新築時には、販売しやすくするために修繕積立金を低く抑えている場合もあり、5年程で一気に値上げするといったケースもありますので、購入時には注意が必要です。
◆修繕積立金の累計額
修繕積立金の累計額は、大規模修繕工事のための費用ですが、ポイントとしては、工事のために金融機関からの借り入れをせずに実施できるだけの蓄えがあるかどうかが重要です。したがって、長期修繕計画書や過去の実施記録も参考にされた方が良いでしょう。
◆管理費・修繕積立金の滞納
一般的には管理費・修繕積立金の滞納額は、区分所有者の変更とともに新たな組合員に承継されることになります。
取引物件(専有部分)の滞納があれば、新組合員(買主)に承継されることになりますが、売買価格によって相殺することになります。
マンション全体の滞納額については、長期滞納者の存在や管理組合の抱える問題を知ることができます。
以上のように、管理費・修繕積立金を見ることにより、マンションの事情を把握することができるので、重要事項調査報告書で分かる内容も事前に知ることが大切でしょう。
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