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【住宅ローン編】全ての新築には使えない⁈フラット35の特徴③【家売るくま】BEA|京都山科

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【住宅ローン編】全ての新築には使えない⁈フラット35の特徴③【家売るくま】BEA|京都山科

【住宅ローン編】全ての新築には使えない⁈フラット35の特徴③【家売るくま】BEA|京都山科

2021/08/24

ブログをご覧いただきありがとうございます。前回のブログでは、フラット35の特徴その②について、まとめました。今回は、引き続きフラット35の特徴その③として、新築物件の場合の技術基準について、触れたいと思います。

 

 フラット35は、民間金融機関と住宅金融支援機構の提携による最長35年の長期固定金利住宅ローンです。金利変動がないため、長期にわたる返済計画がたてやすくなります。通常の住宅ローンで必要となる保証料は不要、繰上返済手数料も無料です。


またフラット35では、住宅金融支援機構独自の技術基準を定めて物件検査を実施しているため、品質に対する安心感もあります。

 

※ここで注意しなければならないことは、いざ物件が決まっても住宅金融支援機構が定める技術基準をクリアした物件でないと住宅ローン審査自体の受付ができません。

 

 以下では、その技術基準のうち新築物件について、まとめたいと思います。

 

 

◆新築一戸建て(①)の場合 

 
 
・接道    :一般の道に
2m以上接している

・住宅の床面積 70㎡以上

・住宅の規格    :2つ以上の居住室(家具等で仕切れる場合でも可)がある、台所(炊事室)、便所、浴室が設置されている
 ・戸建型式など:木造住宅の場合、一戸建てまたは連続建てに限る

・断熱構造    :住宅の外壁、天井または屋根、床下などに所定の厚さ以上の断熱材を施工(断熱等性能等級2レベル以上)
 ・住宅構造  :耐火構造、準耐火構造(②)、または耐久性基準(③)に適合

  
①一戸建て住宅とは、連続建て住宅及び重ね建て住宅を含む

②準耐火構造には省令準耐火構造を含む

③耐久性基準とは基礎の高さ、床下換気孔等に関する基準

 


これらの基準はあくまでも最低限として位置づけられているため、やはり建物に対するフラット35の利用要件は厳しく、品質の良い住宅が求められています。

 


◆新築マンション(①)の場合 

 

・接道    :一般の道に2m以上接している

・住宅の床面積30㎡以上

・住宅の規格  :2つ以上の居住室(家具等で仕切れる場合でも可)がある、台所(炊事室)、便所、浴室が設置されている

・断熱構造    :住宅の外壁、天井または屋根、床下などに所定の厚さ以上の断熱材を施工(断熱等性能等級2レベル以上)
 ・住宅構造    :耐火構造、準耐火構造(②)または耐久性基準(③)に適合

・管理規約    :管理規約が定められていること

・長期修繕計画:計画期間20年以上



①マンションとは、地上3階以上の共同建ての住宅を指す

②準耐火構造には省令準耐火構造を含む

③耐久性基準とは基礎の高さ、床下換気孔等に関する基準



新築マンションの場合は戸建てとは技術基準が異なり、マンションの管理規約など維持管理に関する基準が設けられています。戸建ての基準とは広さの面でも違いがあるので、注意が必要です。

 

 

 

以上のように、フラット35は住宅の技術基準も満たす必要があります。制度内容も変わる可能性もございますので、住宅金融支援機構のHPや工務店・建築士さんにもご確認の上、物件探しをされることが重要でしょう。次回は、フラット35の特徴その④として、中古物件の技術基準について書きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

 

 

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