既存住宅状況調査の説明義務化⁉【家売るくま】BEA|京都山科
2021/05/13
ブログをご覧いただきありがとうございます。今回は既存住宅状況調査(インスペクション)の説明義務化についてまとめたいと思います。
平成28年5月に宅建業法改正案が国会で成立し、平成30年4月から施行となり、宅建業者による既存住宅状況調査の説明が義務化となりました。
既存住宅状況調査(インスペクション)とは、建築士などの専門家による住宅診断のこと。
◆改正ポイント
①媒介契約締結時に、売主に既存住宅状況調査を実施する者の斡旋に関する書面を交付。
②重要事項説明で、買主に既存住宅状況調査の実施結果の概要を説明。
③売買契約締結時、売主、買主が建物状況について確認した事項を記載した書面を交付。
宅建業法改正により、義務化されたのは、宅建業者による「説明」であり、状況調査の「実施」ということではございません。
不動産売却をご検討される方は、そのメリット・デメリットを宅建業者と相談し、話を進める必要があるでしょう。
次回は、既存住宅状況調査のメリットについて、触れたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
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