【謄本編】不動産調査で不動産会社が見るものとは?【家売るくま】BEA|京都山科
2021/06/11
ブログをご覧いただきありがとうございます。今回は不動産会社が不動産調査の際、法務局で取得する登記簿謄本について、簡単にまとめたいと思います。
前回のブログでの法務局での調査は、誰でも取得が可能な登記簿謄本から始まります。現在の登記記録だけでなく、過去の記録も確認することができるので、公図、地積測量図、建物図面などにはない内容も知ることができます。
◆登記簿謄本の種類
全部事項証明書:現在および過去の登記履歴を知ることができ、過去の所有者歴や担保歴も確認することが可能。権利関係や財務関係など、不動産調査など不動産を総合的に判断する際に活用します。
現在事項証明書:現在の登記記録のみ知ることができる。差押えや抵当権設定など表示したくない内容があれば、この証明書が適する。不動産の現況を把握するだけであれば有効です。
一部事項証明書:所有権が分かる甲区、所有権以外が分かる乙区を特定して内容を確認することができる。例えば、敷地権登記のないマンションの敷地などで所有者を特定する際に活用します。
閉鎖事項証明書:過去の建物や土地利用の履歴を調べる場合に活用する。電子化される前の登記記録やすでに取り壊された建物を調べる際に活用します。
以上のように、法務局で登記簿謄本を調べることにより、不動産の現在と過去の所有者の権利関係や財務関係を知ることができ、不動産を総合的に判断することができるので、不動産調査の中でも特に重要です。
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