【住宅ローン編】住宅ローンの審査って、どんなの?【家売るくま】BEA|京都山科
2021/08/17
ブログをご覧いただきありがとうございます。前回のブログでは、不動産を購入する際の諸費用についてまとめました。今回は、住宅ローンの審査についてまとめたいと思います。
(下部に住宅ローンの返済計画表の一例有)
そもそも住宅ローンは、なにを審査されるの?と疑問に思う方もいるかと思います。
1つずつまとめてみます。
◆年齢
住宅ローン審査では、「加入時の年齢」と「完済時の年齢」という項目があります。この項目にあった年齢でないとそれだけで審査で落とされてしまいます。「加入時の年齢」は、ローン申し込み時点の年齢です。下限は20歳で上限は「65歳~70歳」としている銀行が一般的です。
しかし、加入時年齢を70歳と設定している銀行でも70歳でローンを申し込むとあまり良い顔はされません。安定した高収入を得ている、資産をたくさん持っているなどの条件がないと審査クリアは難しいかと思います。高齢になるに従って、ローンを組みにくくなるというのが実情です。早めにローン申し込みの決断をするのがおすすめです。
「完済時の年齢」は、ローンを払い終わる予定の年齢です。「80歳」を上限としている銀行が大多数です。
上限いっぱいの完済時80歳の設定でローンを申し込むのは好ましくありません。審査通過率が下がりますし、ローンの支払いも苦しくなります。完済時の年齢は「65歳以下」を目安にしておくのが無難かと思います。
◆借入額の設定
借入金額をいくらに設定するかも、審査で重要なポイントです。
銀行の設定では、返済比率30~35%が上限となっているのが普通です。「返済比率」とは、収入に占めるローン返済額の割合です。たとえば年収が「100万円」で、1年ごとに返すお金が「30万円」なら、返済比率は「30%」になります。年収がかなり高い人なら、35%くらいの強気の設定でも良いかもしれません。
しかし基本的には返済比率を20~25%くらいに抑えたほうが良いでしょう。
また、返済比率で計算されるのは、「住宅ローンだけでない」という点には注意してください。自動車ローンなど他の借金があれば、その分を減らして計算しなければいけません。
◆勤務先
どんな会社に勤めているかによっても、審査通過率は変わり、
公務員 > 正社員 > 自営業 > 派遣社員
というような順番に有利になります。
また同じ正社員でも、中小企業と一部上場企業では、一部上場企業に勤めている方が有利です。会社の経営状態も調べられますので、業績が振るわず倒産する恐れがある会社に勤めていると審査が落ちする危険性が高まります。
◆勤続年数
銀行が契約者に求めているのは、「安定した収入」です。そのため、転職を繰り返している人はあまり歓迎されません。
自営業の場合は、創業から3年以上経っていることに加えて、過去3年で安定して黒字を出していることも求められます。
◆健康状態
健康状態も審査項目の一つです。糖尿病やうつ病など持病があると健康な方よりも審査通過が難しくなります。これは「団体信用生命保険」に関わる内容で、詳細については別の機会に触れたいと思います。
◆過去も含めた信用状況(事故履歴)
住宅ローン審査では、信用情報も重視されます。過去にクレジットカードの支払いを滞納している人などは、審査で落とされます。
税金を滞納している場合も、間違いなく審査で落とされます。
またこれら以外に「公共料金の滞納」や「携帯料金の滞納」なども危険です。
とにかく銀行は、支払うべきものを支払っていない人を嫌います。審査前に、払い忘れているものがないか、キッチリ確認しておきましょう。
◆頭金
住宅ローンを組む時の頭金は、自分で好きな額に設定でき、頭金0円で組む、フルローンスタイルも多くなってきています。
しかし審査通過率という観点から考えると頭金は用意したほうが無難です。頭金が0だと、まともに貯金もできない人だと思われ、評価が下がります。
理想は購入物件価格の「10%以上」、可能なら「20%」程度の頭金を用意したいところです。
▼住宅ローンの返済計画表一覧▼
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