【住宅ローン編】自営業者でも組みやすい⁈フラット35の特徴①【家売るくま】BEA|京都山科
2021/08/22
ブログをご覧いただきありがとうございます。今回は、住宅ローンの中でもフラット35の特徴(その①)について、まとめたいと思います。
フラット35は、民間金融機関と住宅金融支援機構の提携による最長35年の長期固定金利住宅ローンです。金利変動がないため、長期にわたる返済計画がたてやすくなります。通常の住宅ローンで必要となる保証料は不要、繰上返済手数料も無料です。また、住宅金融支援機構独自の技術基準を定めて物件検査を実施しているため、品質に対する安心感もあります。
【フラット35の特徴】
◆保証料が掛からない
一般的に、銀行などが販売している住宅ローンには住宅ローン保証会社に支払う保証料が必要です。ローンを組む時には、この住宅ローン保証会社と契約するか連帯保証人を立てるかのいずれかを求められます。
しかしフラット35では、保証料も連帯保証人も不要となっています。
住宅ローン以外の諸費用を抑える事ができるのです。
◆繰り上げ返済の手数料が無料
住宅ローンを繰り上げ返済したい時、銀行の住宅ローンでは手数料がかかります。繰り上げ返済をして早くローンを完済させたいはずが手数料を取られてしまっては無駄なお金がかかってしまうことになります。
しかし、フラット35は、繰り上げ返済の手数料は無料となっています。
できるときには繰り上げ返済したいと考えている方は、フラット35であれば手数料がかからないためおすすめと言えます。
◆フラット35Sの利用で金利を下げれる
フラット35の商品の中には「フラット35S」というプランがあります。このフラット35Sとは、省エネルギー性や耐震性など、質が高い住宅を購入する場合に適用できるプランです。
このフラット35Sは、フラット35の金利を当初10年間下げることができる「金利プランA」と当初5年間下げることができる「金利プランB」が存在します。プランAの方がプランBより、購入する住宅の質が高くなります。高品質の住宅を検討している場合は、フラット35Sがおすすめと言えます。
◆固定金利で返済額が変わらない
フラット35の最も大きな特徴は、長期間の金利が固定されているということです。金利が変動してしまうと、借入れした時にはまだ全体の返済額は確定しません。しかし金利が固定されていれば、借入れした時に全ての返済額が確定します。変動金利では、将来の返済計画が非常に立てづらいですが、固定されていれば返済計画が借入れ時に立てられます。さらに、借入れした後に市場の金利が高くなってしまっても返済額は増加しないのでとても安心です。
◆個人事業主も借りやすい
自営業などの個人事業主は、一般的な会社員と比べると住宅ローンの審査に通りにくい傾向にあります。
それは、通常の住宅ローンは「長期に渡ってしっかり返済してくれるのか。返済の資本はどこなのか。」
という審査基準であるためです。
会社員は会社が続く限り、毎月給与がもらえるため、長期間安定した収入があるとみなされます。
しかし個人事業主の場合は、個人がどれだけ仕事をしているかで収入が変動してしまいます。銀行側からすると、不安定な収入というように見られてしまう事があるのです。
そこで、個人事業主におすすめなのがフラット35です。
フラット35は、審査の時に使用される所得が直近の1期分(1年)だけとなっています。通常の銀行の審査は3期分の平均を見ます。その中で1期でも赤字があると、なかなか審査に通りません。しかし、1期分だけであれば去年は赤字だったけど、今年は黒字だったという時にも審査に通る可能性があるのです。
フラット35とは住宅ローン商品でその最大の特徴は借入れの全期間が固定金利という点です。その他にも借入れの条件やメリット・デメリットをふまえて、住宅ローンを選ぶことが重要でしょう。次回はフラット35の特徴その②として、主にデメリット部分をまとめたいと思いますので、よろしくお願いします。
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